書の額装 


今回は扇面に描いた般若心経の作品を額装しました。

お客様は純然たる和風の額ではなく、和洋どちらでもいける雰囲気のイメージで、全体にブルーの印象を出したいご希望でした。

マットは2段マットで下のマットはフクリンのように金を3ミリぐらい見せた扇面抜きのマット加工です。上段の水色扇面抜きマットの両サイドに縦線をいれてます。

扇面にマットを抜くには作品に合わせながら調整します。今回の作品は罫線の中に書いた般若心経ですので、罫線に沿って均等に5mm位マージンがとれるよう調整します。罫線がない扇面は意外と簡単にできるのですが、この場合はちょっと手間がかかります。

額装は爽やかな印象の仕上がりでお客さんには喜んでいただきました。

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