水彩画はとてもデリケートです。額縁、マットの選定でイメージはかなり違ってきます。
作家さんとのイメージの共有がとても重要になります。
この額装の場合は当店ですべてデザインしました。作品のイメージを最優先に額縁の色、デザイン、マットの色、マットの抜き方、マットをダブルかトリプルにするのか、ご予算の中でどこまで可能か等、考えながら詰めていきます。
私の持論ですが、多くの作家さんは作品に対して額縁のデザインを決め、マットはシンプルに額装することがほとんどです。これはこれで良いとは思いますが、個展等で作品を販売する場合、作品を飾る場所をイメージして購入されるお客さんもいると思います。ただし、個々のお客さんの好みはそれぞれ違うのでどんな額装にするのかは難しいでしょう。
しかし作品を壁面に飾る、どこかに置くということは、かなりインテリア的な範疇に含まれると思います。ちょっとだけ額装にこだわって見るのもよいと思います。
実際、違う作家さんの作品をありきたりな額装ではなく 少しアクセントを入れた額装にしたらその作品は完売してしまったそうです。
額装のことで疑問やお困りなことがございましたら、お気軽にヌノカワまで
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